甲状腺ホルモンが多すぎても少なすぎても良くない理由

甲状腺ホルモンはどのような働きをしているでしょうか

 

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最近増えている甲状腺疾患をご存じでしょうか。

あまり聞き馴染みがないかも知れませんね。

甲状腺は、喉仏のすぐ下の部分にあって、身体の健康を維持するためにとても大切な役割をしている臓器です。

 

甲状腺ホルモンの働き

 

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甲状腺は、身体の代謝を調節するための甲状腺ホルモンを作っています。

代謝とは摂取されたタンパク質脂肪炭水化物を燃やして体を動かすエネルギーとして利用することで、甲状腺ホルモンは代謝の過程を促進させる働きも持っています。

また、甲状腺ホルモンは神経・骨・精神状態にも大きく関わり、子どもの成長や発育を促進させるとても重要なホルモンです。

甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても身体に不良をもたらし、その量によって症状が変わってきます。

 

甲状腺ホルモンが多すぎる場合
・イライラする
・手足が震える
・汗をかきやすい
・子どもの場合は急に身長が伸びる
・下痢をしやすい

 

 

甲状腺ホルモンが少なすぎる場合
・眠気を感じやすくなる
・冷え症
・物忘れしやすい
・便秘がちになる
・子供の場合は発育が悪くなる

 

こういった症状が出ることがあります。

そしてなにより、病気にかかりやすくなってしまいます。

 

甲状腺に関わる疾患

 

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『甲状腺機能亢進症(バセドウ病)』

甲状腺ホルモンが多く分泌されると、熱産生が多くなって代謝が上がり交感神経も興奮して、暑がり・発汗過多・体重減少・食欲亢進などの症状が出てきます。

さらに症状が進むと動悸・体動時の息切れ・ふるえ・不眠・不安を訴える方もいらっしゃいます。

 

 

『甲状腺腫瘍』

甲状腺の腫瘍はほとんど良性ですが、稀に悪性(がん)があります。

 

『甲状腺機能低下症』

甲状腺の働きが悪くなる病気の原因として多いのが、慢性甲状腺炎です(橋本病)。

大人の10人に1人がこの病気を持っているといわれています。

男女比では女性に多い疾患です。

 

甲状腺ホルモンは、私たちが生きていく上で重要な役割を果たしており、なくてはならないホルモンです。

以前より疲れやすい、動悸がするなどの身体の不調を感じている方は、甲状腺の検査をすることも考えてみましょう。

 

 

自律神経失調症 立っていられない程の辛さから回復しました

お客様写真

自律神経失調症でダウンして休職。立っていられない程辛い状態から随分と回復しました。お陰様で復職できそうです。有難うございます!身体の状態を保つために通います。

※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。

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