寝たら『直る』身体とは
寝たら直るってどういうこと?
みなさんの中に、寝たら逆に身体の痛みや疲れなどが出るという方はいらっしゃいませんか?
疲れを取るために寝たのに、寝ても次の日に疲れが残っていたり、痛みが増したりという方も多いのではないでしょうか。
年齢のせいだから仕方がないと思っている方もいらっしゃるでしょう。
また、最近では若い方でも肩こりやハリが気になっている人も多いと思います。
この疲れや痛みがとれないのは、決して年齢のせいだけではありません。
同じ年齢の方でも、疲れや痛みがない人がいるかと思います。
その違いは何でしょう?
もちろん生活習慣や仕事が違うという理由もありますが、例えどんな仕事をしていても、私たちの身体は本来は寝て回復する仕組みになっています。
では、なぜ寝ても寝ても身体が回復しない人もいるのでしょうか?
実は寝ても回復できない人は、自己治癒力が低下しているのです。
自己治癒力とは
ケガをしたとしても傷口が自然にふさがるように、痛みやしびれ、自律神経のトラブルが起こっても、自力で『元の状態に戻す』働きを自己治癒力といいます。
つまり、「寝たら直る」が私たちの本来の状態です。
この自己治癒力を向上させるために大切な働きや部位が、「脳幹」と「腸」です。
この2つが正常に働いている場合、寝たら自力で回復できるようになっているのです。
脳幹+腸=寝て回復する身体
ちょっと複雑ですが、「脳幹」と「腸」の中にさらに大事なことが3つあります。
それが、『脳脊髄液』、『体軸』、『神経伝達』です。
この3つが「脳幹」と「腸」を働かせる役割を持っています。
「腸」については以前記事にしておりますので参考にしてください。
『脳幹、脳脊髄液、体軸、神経伝達』については、また別の記事にしたいと思います。
今回はこの5つが大切だということだけ覚えておいてください^^