慢性疲労症候群とは?
みなさんは人間関係や仕事などで疲れていませんか?
ストレスの多い現代社会で、疲れていない人の方が少ないかも知れませんね。
今回は『慢性疲労症候群』についてです。
慢性疲労症候群はどういった状態か?
慢性疲労症候群とは、身体診察や臨床検査で客観的な異常が認められない状況で、日常生活を送れないほどの重度の疲労感が長期間続く状態をいい、その原因は、身体的なもの、精神的なものを含め分かっていません。 患者には説明がつかない疲労が6カ月以上継続します。(MSDマニュアルより)
慢性疲労症候群の診断基準
SEIDにおける慢性疲労症候群の診断基準では、以下の3つの症状が必須条件としてあげられています。
1. 発症時期が明確な慢性的な疲労に伴い、病前の就労、学歴、社会的、個人的な活動レベルから大幅な低下を6ケ月以上継続してみとめる
2. 労作後に増悪する極度の倦怠感
3. 睡眠障害(熟睡感、回復感を伴わない睡眠)
慢性疲労症候群を予防するには?
ただ「ああ今日も疲れたなあ」という疲労とは違って、休息では回復せず病気に値します。
上記にもあるように、慢性疲労症候群の原因はまだ分かっていませんがストレスや感染症、身体的・精神的要因が大きいと考えられています。
さらに慢性疲労症候群が悪化すると、うつ傾向があります。
明らかな原因は不明ですが、できる予防はあります。
それは免疫力を上げるための質の良い睡眠です。
睡眠は、人間が回復する上で唯一の時間です。
とはいえ、ただ寝るだけではいけません。
使っている寝具も重要ですので、お持ちの枕や布団を見直してみましょう。
硬すぎたり、逆に柔らかすぎでも身体全体の歪みに繋がります。
睡眠をとるタイミングで一番い良いのは22時までには寝るということです。
22時~2時の間が一番身体が回復する時間だと言われています。
夜更かしをしている方や最近寝るのが遅くなっている方は、睡眠時間を少し早めるように心掛けてくださいね。