オスグッド・シュラッター病
- 膝が痛くて、屈伸が出来ない
- 試合があるが、痛みがあって困る
- 病院に行ってオスグッドと言われたが良くならない
オスグッドとはどんな症状?
オスグッドの正式名称はオスグッドシュラッター病と言います。
よく耳にすのは成長痛という言葉でしょうか。小学生から~中学生に多く発症します。
どのような症状が出るかと言うと、脛骨結節(膝の下の骨)が徐々に突出してきて、痛みを生じます。
安静にしておけば痛みはありませんが、運動時など身体を動かすと痛みが出てきます。
痛みの原因は、大腿四頭筋の過緊張です。
大腿四頭筋は、膝蓋骨に付着しています。
膝を曲げる時に、膝蓋腱を経由して脛骨粗面(大腿四頭筋が脛骨に付着した部分)を引っ張ります。
この時に大腿四頭筋が緊張することで固くなり、脛骨粗面が剥離して痛むということです。
なぜ大腿四頭筋が緊張するのか?
ではなぜ大腿四頭筋が緊張するのでしょうか。
それは、大腿四頭筋が引っ張られてしまう姿勢になっているか、体が歪んでしまい大腿四頭筋を緊張させていないと身体を支えられないかということです。
結局は、身体の歪みが原因です。
◆ オスグッドになる原因 ◆
① ハムストリングスの影響
➁ 足首の硬さの影響
③ 膝蓋骨の硬さとズレの影響
④ 骨盤の可動性の消失
➄ 脊柱の可動性の消失
姿勢や身体の歪みという全身の問題が関係しているため、膝や膝周りだけを良くしてもその場しのぎで根本的な改善にはなりません。
症状が出てしまう原因が、足にあるのか、それとも手にあるのかが分からないからです。
その原因を特定するためには、身体全体を丁寧に検査する必要があります。
検査をした結果、その人にあった手技をしていきます。
当院では、平均3回で現場復帰、6回での卒業を目指しています。
それ以上に回数がかかるということは、それだけ身体の歪みが強いということに繋がります。
オスグッドは、施術に加えてご自宅でのセルフケアもとても大切です。
オスグッドで困っている方は是非、御連絡ください。