肉離れ
『脚が動かせない』
『病院で安静にしなさいと言われた』
『突然、痛くなり腫れてきた』
『再発してしまうかもしれないという不安』
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
肉離れの分類
肉離れは症状によって軽度・中度・重度と区分されます。
- 軽度・・・歩くと少し痛い。痛みはないが張りを感じる
- 中度・・・強い痛みで歩くのが辛い。内出血がある
- 重度・・・歩けないほど激しい痛みがある。押すと痛む。痛むところがへこんでいる
一般的に行われている肉離れの対処としてはRICE処置が基本です。
・Rest(安静)
・lce(冷却)
・Compression(圧迫)
・Eevation(挙上)
肉離れが起こる原因
簡潔に話すと、脳からの指令のタイミングが実際の筋収縮のタイミングとズレているためです。
分かりやすく説明しましょう。
◎ 筋肉に疲労が溜まっている状態
↓
◎ 脳が筋肉に送る『縮め』という指令と実際の筋収縮のタイミングのズレが起きる
↓
◎ 予想外の動きによって、筋肉が限界を超えて引き延ばされる
↓
◎ 『ブチブチッ』と筋繊維が切れてしまう
これが肉離れの発生機序となります。
肉離れを改善するには
肉離れを改善するために重要なことは、筋線維の修復を促すための血行促進です。
『ブチブチッ』と切れて傷ついた筋線維を修復するためには、新しい健康な筋繊維が必要ですよね。
身体の場合は細胞分裂によって新しい細胞が作られます。
その新しい細胞を作る材料は、血液から与えられています。
肉離れほどに筋肉が傷ついてしまっていると、修復のためには血流が潤沢でなければ足りないのです。
肉離れを改善するには、骨格の調だけではなく、血液の促進を行うことがより効果的です。